結婚指輪を選ぶのはワクワクするけれど、種類は多いし、選び方がわからなくて悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
ずっと着けておくものだから失敗はしたくない!
そこで今回は、結婚指輪の失敗しない選び方を、筆者が10店舗以上回った経験をもとにお伝えします。
カップルの皆さんが失敗せずに理想の指輪を見つけられるようにサポートしていきたいと思います。
- 結婚指輪の有名ブランド、素材、デザイン
- 購入までのステップ
- 結婚指輪を選ぶにあたって重視するポイント
結婚指輪のブランド
結婚指輪の選び方には多くの要素が関わりますが、その中でもブランドは特に重要です。
各ブランドは独自の歴史、デザイン、品質基準を持ち、それぞれ魅力が異なります。
世界的に知られる一流ブランドから、地元の職人が手掛けるアトリエブランドまで、選択肢は多岐にわたります。
ここでは、結婚指輪選びにおいて参考になる代表的なブランドとその特徴について詳しく説明します。
結婚指輪で憧れのブランドデビューもおすすめです!
結婚指輪の5大ジュエラー
結婚指輪の中でも、特に人気の高い5つのジュエリーブランドです。
品質とデザインの高さで世界的に評価されています。
- ティファニー(Tiffany & Co.)
- カルティエ(Cartier)
- ブルガリ(Bvlgari)
- ヴァン クリーフ&アーペル(Van Cleef & Arpels)
- ハリー・ウィンストン(Harry Winston)
グランサンク(Les Grands joailliers du monde)
グランサンクとは、「5大ジュエラー」とも呼ばれる、パリのヴァンドーム広場に店舗を構える5つの高級ジュエリーブランドのことを指します。
「結婚指輪の5大ジュエラー」のうち、カルティエとヴァン クリーフ&アーペルが含まれます。
- ブシュロン(Boucheron)
- シャネル(Chanel)
- ショーメ(Chaumet)
3大カッターズブランド
世界で最も優れたダイヤモンドカッティング技術を持つブランドを「3大カッターズブランド」と言います。
それぞれが独自のカッティング技術と厳格な品質基準を持ち、王室に愛されるダイヤモンドを創出するなど、世界中の顧客に愛されています。
- モニッケンダム(Monnickendam)
- ロイヤルアッシャー(Royal Asscher)
- ラザール ダイヤモンド(Lazare Diamond)
ブライダルリング専門店
結婚指輪や婚約指輪など、結婚に関連するジュエリーを専門に扱う店舗もあります。
幅広いデザインと素材のリングが揃っており、シンプルなものから豪華なものまで、さまざまなスタイルのリングを提供しています。
- 銀座ダイヤモンドシライシ
- I-PRIMO(アイプリモ)
- K.UNO(ケイウノ)
- EXELCO DIAMOND(エクセルコ ダイヤモンド)
結婚指輪の素材
結婚指輪の素材選びは、長く身に着けるものだからこそ非常に重要です。
素材によって指輪の耐久性、見た目、手入れのしやすさが異なるため、自分たちのライフスタイルや好みに合ったものを選ぶことが大切です。
ここでは、人気の高い結婚指輪の素材とその特徴について詳しく説明します。
プラチナ (Pt)
特徴
プラチナは白銀色の貴金属で、非常に高い耐久性と希少性を持ちます。
化学的に安定しており、変色や腐食に強いのが特徴です。
メリット
プラチナはアレルギーを引き起こしにくい金属で、敏感肌の方にも適しています。
また、その重厚感と高級感から、永遠の愛を象徴する結婚指輪にふさわしいとされています。
デメリット
他の金属よりも重く、硬いため加工が難しく、結果として価格が高くなります。
磨き直しやサイズ直しも難しく、費用がかかることがあります。
ホワイトゴールド (WG)
特徴
ホワイトゴールドは金にパラジウムやニッケルを混ぜた白色の合金です。ロジウムメッキが施されることが多く、プラチナに似た外観を持ちます。
メリット
プラチナよりも軽く、比較的手頃な価格で購入できます。
美しい光沢があり、エレガントな見た目を持つため、人気があります。
デメリット
ロジウムメッキが時間とともに剥がれるため、定期的なメンテナンスが必要です。
また、ニッケルを含む場合、アレルギーを引き起こす可能性があります。
イエローゴールド (YG)
特徴
イエローゴールドは金に銀や銅を混ぜた合金で、伝統的な金の色合いを持つ金属です。
温かみのある黄色が特徴です。
メリット
柔らかく加工しやすいため、様々なデザインに対応可能です。クラシックでどんな肌色にも合うため、永遠の定番素材とされています。
デメリット
純度が高いほど柔らかくなるため、傷や変形が起こりやすいです。また、長期間使用すると表面がくすんでくることがあります。
ピンクゴールド (PG)
特徴
ピンクゴールドは金に銅を多く混ぜた合金で、独特のピンク色が特徴です。
そのロマンチックな色合いからファッションジュエリーとしても人気があります。
メリット
ロマンチックで華やかな色合いが魅力で、肌馴染みが良く、多くのカップルに選ばれています。
個性的なデザインを求める方に特に人気です。
デメリット
銅が多く含まれているため、アレルギーを引き起こす可能性があります。
また、時間とともに色が変わることがあり、メンテナンスが必要です。
結婚指輪のデザインの種類
指輪のデザインには、シンプルでクラシックなものから、個性的でモダンなものまで、多様な選択肢があります。
素敵なデザインがたくさんあって迷ってしまいますよね…!
それぞれのデザインには独自の魅力と意味が込められており、カップルの好みやライフスタイルに合ったものを選ぶことができます。
ここでは、結婚指輪の代表的なデザインの種類とその特徴について詳しく紹介します。
オーバルリング
オーバルデザインの結婚指輪は、滑らかな楕円形のリングに、シンプルな直線が施されたデザインです。
シンプルながらエレガントな外観が特徴で、どの角度から見ても美しく見えます。
柔らかな曲線が指にフィットし、着け心地が良いのも魅力です。
スクエアリング
スクエアリングは、リングの外形が四角いデザインです。
モダンで洗練された印象を与え、スタイリッシュな見た目が特徴です。
このデザインはエッジの効いたシャープなラインなので、伝統的なラウンド型とは異なる個性的なリングを求めるカップルに人気です。
ウェーブSライン
ウェーブラインの結婚指輪は、波のように曲線が施されたデザインです。
指輪がS字にカーブしており、指を細く長く見せる効果があります。
また、動きや流れを感じさせるデザインで、優雅で女性らしい印象を与えます。
ウェーブVライン
ウェーブVラインは、V字にカーブしたデザインで、指輪を着けた際に指を引き締めて見せる効果があります。
シャープで洗練された印象を持ち、モダンでスタイリッシュな雰囲気を演出します。
フルエタニティ
フルエタニティリングは、リング全体にダイヤモンドや他の宝石が一周しているデザインが特徴です。
石が途切れることなく並べられているため、どの角度から見ても一貫した輝きを放ちます。
フルエタニティは「永遠の愛」を象徴し、リング全体に石がセットされているため、愛が途切れることなく続くというロマンチックな意味が込められています。
ハーフエタニティ
ハーフエタニティリングは、リングの半分にだけダイヤモンドや宝石がセットされたデザインです。
フルエタニティよりも控えめで実用的ながら、十分な輝きを持っています。
デイリーに使いやすく、他のジュエリーとのコーディネートも楽しめます。
結婚指輪の選び方
ひとえに結婚指輪と言っても、多くのブランドがさまざまな素材やデザインの指輪を取り扱っていることがお分かりいただけたと思います。
逆に決められなくなりそうだけど、どうすればいいの?
ここからは、結婚指輪を決定するにあたっての選び方をステップ別でご説明します。
形は?素材は?こだわりのブランドはある?
公式サイトやSNSをチェック!
気になる点はお店で確認!
即決はおすすめしません
おめでとうございます
STEP1. 予算を決める
まずはパートナーと予算を決めましょう。
その際に気になっているブランドやデザインの指輪を事前にチェックして、ある程度の相場感を把握しておくと良いです。
イメージを固めた後だと、実際に情報収集をする段階で予算オーバーなことを知ってしまうことも。
先に大体の相場を知っておけば、ガッカリすることや探し直しすることにもなりません。
STEP2. イメージを固める
素材やデザインをざっくり絞り込みます。
結婚指輪の種類は膨大なので、ある程度絞り込まないと延々と決まらないことも。
ただし、自分がイメージしたデザインと実際に似合うかどうかは別です。
着けてみてしっくりこないということもあるので、ざっくりで大丈夫です。
STEP3. 情報収集をする
イメージが固まったら、公式サイトやインターネットで情報収集しましょう。
私は、先に挙げたブランドを中心に、気になる指輪のスクショを撮っておきました!
試着するときも、お店の人にスクショを見せれば良いので楽です。
STEP4. 店舗で試着をする
できればパートナーと一緒に、気になっているブランドの指輪を試着しに行きましょう。
有名ブランドであれば百貨店にも入っていることが多いので、できるだけ行きたいお店が点在しているところに行くと効率よく回れます。
私は2回に分けて銀座へ見に行きました!
銀座は主なブランドショップが全て揃っているので、アクセスが近い人は銀座に行くことをおすすめします。
STEP5. 一度持ち帰って検討
これ以上ないほど気に入った場合は別ですが、まだ悩んでいる場合はその場で即決せずに持ち帰るようにしましょう。
ゆっくり検討するためにも、試着した指輪は写真に撮っておくことをおすすめします。
STEP6. もう一度試着して決定
意思が固まったら、もう一度店舗で試着し、決定です!
おめでとうございます
お疲れさまでした!結婚指輪の選ぶときのポイント
パートナーとお揃いにする?別々にする?
まず大切なポイントが、パートナーとお揃いのデザインにするかどうかです。
お揃いと言っても、「全く同じデザイン」「ペアリング」「デザインは同じだけど素材は別」など様々です。
今は、男女で全く異なるデザインだったり、ブランドも別々な人も増えているそうです。
ちなみに私は同じブランドで異なるデザインにしました。
結婚の証としてはお揃いにする方がおすすめですが、毎日身につけるものなので、お互いが納得できるデザインを選べるといいですね。
婚約指輪や他の指輪と重ね付けする?
ジュエリーが好きな女性の場合に重要となるのが、他の指輪を重ね付けしたいかどうかです。
婚約指輪と重ね付けするために、婚約指輪と結婚指輪をセットのデザインにする人もいるそうです。
私の場合は、地金の異なる指輪と重ね付けすることも考えた上でハーフエタニティをチョイスしました。
もしも、重ね付けした指輪がある場合には、試着の際に持っていくと良いでしょう。
アフターサービスは充実している?
意外と盲点なのが、アフターケアについてです。
ブランドによって、アフターサービスの内容が異なるので、事前にチェックしておきましょう。
例えば、サイズ直しが一回まで無料だったり、磨き直しは有料だったり。
結婚指輪は付けっぱなしにすることが多いので、どうしてもキズや汚れが目立ってきてしまいます。
また女性は妊娠、出産で指のサイズが変わる可能性も高いので、アフターサービスの内容も確認することをおすすめします。
結婚指輪を選ぶときに筆者が重要視した点
ここでは、筆者が実際に結婚指輪を選ぶときに特に重視したポイントについてお話しします。
普段からジュエリーは好きなのでこだわりました!
これから指輪を選ぶ皆さんの参考になれば嬉しいです。
着けていて気分が上がるかどうか
唯一、自分の指の中で毎日付けっぱなしにするものなので、着けていてワクワクするという点は重要でした。
特に私はデスクワークなので、パソコンを打っていると自然に自分の指が目に入ってくるんですよね。
なので、見るたびに気分が上がるかどうかという点はとても重視しました!
10年先ではなく、今欲しいデザインで選ぶ
結婚指輪というと、一生同じものを着けるので10年先、20年先のことも考えないと、と思いがちです。
「歳を取ってからだと、このデザインはちょっと可愛すぎないかな?」「シンプルすぎて飽きてしまわないかな?」などと考えて、選択肢を狭めてしまうかもしれません。
ですが、何も一生同じ指輪を着け続ける必要はないですし、スイートテンとして新しい指輪を購入するという手もあります。
スイートテンとは?
結婚10周年を記念して、夫から妻へダイヤモンドを贈る習慣のこと。
そのため、何十年先を見据えるのではなく、今欲しいデザインで選ぶようにしました。
手持ちのジュエリーとのバランスを考える
私の場合、手持ちのジュエリーはイエローゴールド系が多いため、ゴールドとも合うような指輪をチョイスしました。
日頃からプラチナやホワイトゴールドのジュエリーやアクセサリーが多ければ、シンプルなダイヤなしの指輪でも良いですが、イエローゴールドやピンクゴールドの場合はどうしても浮いてしまいがち。
それでも結婚指輪は定番のプラチナが良い!と思っていたので、地金の見える範囲が狭いのでコーディネートしやすく、かつゴールド系の指輪を重ね付けもできるハーフエタニティを選びました!
まとめ
今回は結婚指輪の選び方について解説しました。
素材やデザイン、ブランドによって種類が膨大にあるので、これといった一つを見つけるのが大変な結婚指輪。
この記事をぜひ参考にして、お気に入りの指輪を見つけてくださいね。