ハワイ屈指の老舗高級ホテル「モアナサーフライダー ウェスティンリゾート&スパ」内にある結婚式場「ザ・モアナチャペル」。
日本人からの圧倒的人気を誇るザ・モアナチャペル。ハワイで結婚式を挙げたいと思っているカップルの中には、候補に入っている方も多いのではないでしょうか。
でも、初回見積もりって大体いくらなんだろう?高かったらどうしよう。私も最初はドキドキしました。
今回は、筆者の経験を元に、ザ・モアナチャペルでの挙式代金の初回見積りは一体いくらだったのか公開します。
ザ・モアナチャペルでの挙式について発信しています。
- 2024年にザ・モアナチャペルで結婚式を挙げました!
- ハワイ渡航経験15回以上のハワイ好き
- 旅行会社勤務歴10年以上
- ザ・モアナチャペルの初回見積もり費用は?
- 初回見積もりから上がりやすいオプションって何があるの?
- 値引き交渉はしてもらえるの?値引き交渉する際のポイントは?
ザ・モアナチャペルの挙式プラン
ザ・モアナチャペルでの挙式を取り扱っている運営会社はアールイズ・ウエディング。
ハワイ、沖縄、グアムといった場所でのリゾートウェディング専門のプロデュース会社です。
アールイズ・ウエディングの公式サイトによると、ザ・モアナチャペルの挙式プランは主に2つあります。
含まれるもの | 基本挙式料プラン 398,000円〜 | プレミアムプラン 1,100,000円〜 |
---|---|---|
挙式 | ||
チャペルフラワー ブーケ&ブートニア | ||
小物レンタル | ||
ファーストレディフォト | ||
ウエディングコーディネーター | ||
ご新婦様ヘアセット&メイク | ||
ドレス&タキシードレンタル | ||
フォト&ムービー | ||
少人数パーティ |
基本挙式料プラン
基本挙式料は398,000円〜となります。
この基本挙式料に含まれるものはこちらになります。
挙式
- チャペル使用料
- 牧師様への御礼
- 音楽
- オリジナル結婚証明書
- 式次第
フラワー
- チャペルフラワー
- ブーケ&ブートニア
小物
- リングピロー(レンタル)
- ウェルカムボード(レンタル)
フォト
- ファーストレディフォト
コーディネーター
- ウエディングコーディネーター
挙式&少人数パーティプラン
基本挙式料にプラスして、一部オプションやパーティが含まれたプランです。
料金は1,100,000円〜となっています。
ドレス
- ドレスレンタル ※96,000円分
タキシード
- タキシードレンタル ※24,000円分
メイク
- ご新婦様へアセット&メイク ※50,000円分
フォト&ムービー
- ウエディングブック(14P20C) ※199,000円分
- セレモニームービー ※99,000円分
ザ・モアナチャペルの初回見積もりを公開
ザ・モアナチャペルの挙式プランがわかったところで、私の体験談に移りたいと思います。
初めてアールイズ・ウエディングの相談会に参加した時、出してもらった見積もりを公開します。
先に言ってしまうと、689,700円(税込)でした。
高いと思いましたか?国内挙式に比べると意外と安く感じたでしょうか?
あくまで初回見積もりなので…笑
内訳を詳しく紹介していきますね。
【プラン】基本挙式料プラン
料金:398,000円
私たちが申し込んだプランは「基本挙式料」のみのプランです。
ゲストはお互いの両親だけだったこともあり、パーティは不要と考えました。
その代わり、ハレクラニホテルでのウェディングディナーレセプションを自己手配しました。
【オプション】新婦ヘアセット&メイク(必須)
料金:50,000円
「基本挙式料プラン」の場合、新婦のヘアセット&メイクは必須で申し込む必要があります。
「挙式&少人数パーティプラン」の場合は、ヘアメイクの料金が含まれています。
【オプション】アルバム(必須)
料金:199,000円〜
厳密にいえば必須ではないのですが、ほぼ必須といえます。
アールイズ・ウエディングでは、写真をデータだけ受け取るプランはなく、アルバムを申し込まない限り、データがもらえないからです。
つまり、アルバムを申し込まないと、挙式中の写真はなしということ。
写真はいらないという方はあまりいないので、申し込みは必須になると思います。
【オプション】ドレス&タキシード持ち込み料(必須)
ドレス持ち込み料金:50,000円
タキシード持ち込み料金:30,000円
ドレスやタキシードは、レンタルで良いという方には必要ないオプションです。
私はドレスを持ち込むと決めていたので、持ち込み料金が加算されます。
【オプション】フラワーシャワー(任意)
料金:20,000円〜
モアナチャペルでの結婚式では、チャペル内でセレモニーを行った後、ガーデンに出る時間があります。
その際にゲストが参加できる演出として、フラワーシャワーをオプションでつけることができます。
写真の見栄えも良くなりますし、結婚式らしい演出なのでフラワーシャワーは追加することをおすすめします。
プロデュース料(必須)
総額に対して、10%のプロデュース料が加算されます。
初回見積もりから費用アップする可能性がある項目
国内で結婚式&披露宴を行う際、初回見積もりからどんどん金額が上がっていくという話を聞いたことがある方もいるのではないでしょうか。
海外挙式も同じです!
どこにお金をかけて、どこを我慢・節約するか考えないと、あっという間に予算オーバーといったことにもなりかねません。
ここでは、初回見積もりから費用アップする可能性がある項目について説明していきます。
ウエディングブック
先ほどウエディングブックは必須とお伝えしましたが、アールイズ・ウエディングが用意するウエディングブックには種類が多く、条件も複雑です。
初回は、一番安いWedding Bookの料金として見積もりされています。
例えば、ヘアメイク中のシーンも写真撮影してほしい場合、Wedding Bookでは対応しておらず、その上のウエディングブックへの申し込みが必要となります。
その場合、料金は大体100,000〜200,000円は上乗せされるので注意が必要です。
ドレス&タキシード
私はドレスにこだわりがあったため、アールイズ・ウエディングでレンタルできるドレスを事前にリサーチしました。
まず、アールイズ・ウエディングでレンタルできるドレスは、公式の衣装ブランド「アールイズ・ドレス(旧WITH A WHITE)」のみです。
アールイズ・ドレスのレンタル価格については以下の通りです。
- 一番安いドレスのレンタル料金は96,000円
- ただし96,000円のドレスは3種類しかなく、ごくシンプルなデザイン
- 一般的にこれが着たい!と思うデザインのドレスは300,000円ほどかかる
基本挙式料が安く設定されていても、ドレス&タキシード代は必ず加算されます。
アールイズ・ドレスでレンタルする場合、一番リーズナブルなドレスでも100,000円は見積もりが上がってしまうので注意が必要です。
フォトツアー
アールイズ・ウエディングでは、オプションとして「ワイキキ周辺ビーチ」や「ダウンタウン」など撮影するフォトツアーが用意されています。
価格帯は、125,000円〜175,000円程度。
挙式の前後にセットで撮影できるので、手間はかからない一方で料金設定は高めです。選択できるウエディングブックの種類にも影響してくるので、さらに料金は上乗せされます。
節約できるところは節約したいと思った私たちは、ビーチフォトを個人手配しました。
ブーケ&ブートニア
基本挙式料に含まれているブーケ&ブートニアは、シンプルなホワイトローズのクラッチです。
こちらのブーケで問題ない方は、特に追加料金は発生しませんが、豪華なブーケに変更したい場合は注意が必要です。
特に生花の場合、アールイズ・ウエディングでの規定上、日本で購入したものを持ち込むことは禁止されています。
禁止でなくても長時間の移動中にしおれてしまう可能性が高いですね
生花のブーケを持つのであれば、アールイズ・ウエディングでの申し込みが必要です。
価格は、40,000円〜60,000円程度です。
私は節約のため、アーティフィシャルフラワーのブーケを持ち込むことにしましたが、持ち込む場合は持ち込み料として10,000円発生します。
初回見積もり時に値引きはできる?
結論:値引きしてもらえました!
国内挙式とは異なるので大幅な値引きとはいきませんでしたが、多少でも安くなるとありがたいですよね。
結婚式は何かとお金がかかるので大変です
私が値引きしてもらった内容と値引きしてもらうためのコツをご紹介するので、これから相談会に参加するという人は参考にしてください。
値引き内容
私が値引きしてもらった内容はこちらです。
- ドレス持込料:55,000円
- フラワーシャワー:20,000円
自分が好きなドレスを持ち込むだけで、50,000円も取られるなんて納得いかない!と思っていたので、持込料を値引きしてくれたのは嬉しかったです。
ただし値引きはドレスだけで、タキシード持込料は免除されませんでした。
どうして値引きしてもらえたの?
他社と比較した内容を伝えた
相談会の時にプランナーさんへ伝えた一言が大きかったと思います。
「他社(固有名詞)ではドレス持込料不要だったんですよねー」と言いました。
私の場合、ハワイ挙式を決めた瞬間からドレスは持ち込むと決めていました。
数社比較していた際に、ドレス持込料がいらない会社を見つけていたので、つい言ってしまいました。
見込み客だった
正直なところ、私の中ではザ・モアナチャペルで結婚式を挙げるとほぼ決定していました。
幼少期から毎回宿泊していたモアナサーフライダーへの思い入れが強く、母からもモアナサーフライダーで挙げてくれたら嬉しいと言われていました。
相談会で話を聞いて、ますます「ザ・モアナチャペルで結婚式を挙げたい!」という思いが強くなったのですが、値引き前の見積もりが764,700円だったのでプランナーさんの前で悩んだのを覚えています。
私はモアナに決めたいけど、夫のお許しが出るか微妙かも…。
その時プランナーさんから「いくらまでだったら検討できそうか」聞かれたため、「70万円以下なら検討してもらえるかも」と返答しました。
当日成約特典として特別割引してもらえた
その結果、当日成約特典としてドレス持込料とフラワーシャワー代75,000円を値引きした689,700円で初回見積もりを出してくれました。
ただし、この割引は「当日成約」のため、相談会に参加したその日中に判断する必要があると言われました。
結婚式場あるあるですよね。
私はその日中に割引価格として契約を決めましたが、当日成約特典だからと言って、まだ悩んでいる場合は即決しないようにしてくださいね。
値引きしてもらうためのポイント
他社を引き合いに出す
ウエディング会社としては、多少割引したとしても成約したいところ。
- 他社ではこの価格だった。
- 他社では持込料が発生しなかった。
などと、他の式場の見積りを引き合いに出し交渉すると、割引してもらえる可能性が高いです。
本命の式場見学は最後にする
他社の見積もりを引き合いに出すといった意味合いでも、本命と考えている式場見学は最後にするようにしましょう。
私のように当日成約特典をつけてくれた場合、他の式場を見学する余地がなくなってしまいます。
値引き交渉は契約前が原則
基本的に、契約した後に値引き交渉をすることは難しいと考えてください。
海外挙式の場合、国内挙式よりも考慮すべきオプションが少ないため、想定以上に予算オーバーしてしまうということがあまりありません。
ただし、明確な理由がある場合には交渉の余地もあると思うので、きちんと理由を伝えた上で交渉してみてください。
まとめ
今回は、ザ・モアナチャペルの初回見積もり費用について紹介しました。
公式サイトに記載されている価格はリーズナブルですが、色々とオプションを追加していく必要があることがわかったと思います。
これはあくまで初回見積もりのため、今後の打ち合わせで最終的な料金は変動しますが、まずは目安として検討してみてくださいね。