結婚式前の花嫁必見！夏の日焼け・UV対策を徹底解説【卒花が実践】

プレ花さんたちの、こんな悩みにお答えします。

結婚式を控えている花嫁さんにとって頭を悩ませるのが日焼け対策。

普段はそこまで意識せずとも、一生に一度の結婚式は万全な状態で臨みたいですよね。

日焼け対策としてもっとも一般的なのは日焼け止めですが、全部で行うべき対策は4つあります。

日差しの強くなる時期に備えて、ぜひ実践してみてくださいね。

日焼け・UV対策｜日焼け止めを塗る

まず1つ目は、日焼け対策の王道である「日焼け止め」を塗ることです。

普段から日焼け止めを塗っている方は多いと思いますが、実は注意しなければいけないポイントも。

筆者が実際に常用している、おすすめの日焼け止めとあわせてご紹介します！

量は多めにケチらず使う

日焼け止めを塗る際、ついつい少量で済ませてしまうことがありませんか？

でも、それでは効果が十分に発揮されません。

一般的には、顔全体に対して約1円玉大の量が必要と言われています。また、腕や脚など広い範囲にはそれぞれ500円玉大の量を目安にしましょう。

たっぷりと使うことで、紫外線からしっかりと肌を守り、シミやくすみの原因を防ぎます。

こまめに塗り直す

日焼け止めは一度塗れば一日中効果が続くわけではありません。

汗や皮脂、衣類との摩擦などで徐々に落ちてしまいます。特に夏は汗をかきやすく、日焼け止めが落ちやすい環境です。

そのため、2〜3時間ごとにこまめに塗り直すことが大切です。

SPFとPAの重要性

日焼け止めを選ぶ際に目にする「SPF」と「PA」という表示。

これらは、それぞれ異なる紫外線に対する効果を示しています。

SPF（Sun Protection Factor）

主にUVB波から肌を守る指標です。UVB波は肌を赤く焼かせ、日焼けや炎症の原因となります。
SPFは2〜50、さらに50以上の場合は「50＋」と表示され、数値が高いほどUVB波を防ぐ効果が高くなります。

PA（Protection Grade of UVA）

UVA波に対する防御効果を示しています。
UVA波は肌の奥深くにまで届き、シミやしわ、老化の原因となります。
PAは「+」の数で効果を表し、「PA+」から「PA++++」までの4段階があります。
「+」が多いほど、UVA波に対する防御効果が高いことを示しています。

いえ、必ずしもそうとは言えないので注意してください。

SPFやPAが高い日焼け止めは、肌に負担をかけ、肌荒れや乾燥の原因になることがあります。せっかく日焼け対策をしたのに肌荒れしてしまっては元も子もないので、適切な数値と成分を選ぶことが大切です。

 日焼け止めの選び方

【ボディ用】おすすめの日焼け止め

ボディ用の日焼け止めは塗る範囲が広いので、なるべく安価でコスパが良いものを選ぶことをおすすめします。

また、ベタついたり石鹸で落とせないと不快感が残ることも。

ここでは、ドラッグストアでも手に入る日焼け止めの中でも「効果」「塗り心地」「価格」の3つを兼ね備えたものをピックアップしました。

ニベア UVディーププロテクト＆ケア ジェル

日やけによる、シミ予防ができるUVジェル。美容液成分配合で肌にうるおいを与え、乾燥による小ジワを目立たなくします（効能評価試験済み）。汗・水に強い3次元UVフィルムを使用。汗・水に触れても強烈紫外線をカットします。海・プール・スポーツ・レジャー・強い日差しの外出時にもおすすめです。

 雪肌精 スキンケア UV エッセンス ジェル

まるで美容液のような、みずみずしいうるおいに満ちた感触を実現。国産ハトムギエキス、ハトムギ発酵エキス、ハトムギ水の３種のハトムギを配合しているので、肌に透明感を与えます。雪肌精オリジナルの環境配慮処方「サンゴフレンドリー処方」で環境にも配慮された設計。

【顔用】おすすめの日焼け止め

顔用の日焼け止めは、成分が強かったりボディ用と併用すると肌荒れやニキビの原因にもなるので、肌に優しいものを選ぶようにしましょう。

ここでは、下地の役割も果たす顔用日焼け止めや、UVカット成分が含まれているCCクリームをご紹介します。

イハダ 薬用フェイスプロテクトUV ミルク

敏感肌向けの日焼け止め乳液。紫外線A・B波をしっかりブロックし、花粉やPM2.5などの環境ストレスから肌を守ります。無香料・無着色・アルコールフリーで、肌に優しい使い心地が特徴。毛穴、色ムラ、くすみ、赤みなどを目立たなくし、自然なツヤと透明感のある仕上がりです。

コスメデコルテ サンシェルター マルチ プロテクション トーンアップCC

紫外線カット効果のあるCCクリーム。紫外線はもとより、乾燥やちり・花粉などの大気中の微粒子からも肌をしっかりと守ります。色は「ラベンダーローズ」「ベージュ」「ライトベージュ」の3色。毛穴・凹凸などはしっかり隠し、シミや色ムラもナチュラルにカバーします。

日焼け・UV対策｜日傘を差す

2つ目の紫外線対策は「日傘を差す」ことです。

日傘は、紫外線の照射を物理的にカットしてくれるので、肌へのダメージをぐっと減らしてくれます。

また、日傘は顔や首だけでなく、肩や腕など広範囲をカバーしてくれるから安心です。

でも、

そんな疑問もあるはず。

ここからは、春先から外出時は常に日傘を差している私が、日傘を選ぶポイントやおすすめの日傘をご紹介します。

日傘は遮光率100%を選ぶ

まず日傘を選ぶ際には、遮光率100%のものを選びましょう。

遮光率が高いほど、紫外線を効果的にカットすることができます。特に結婚式前は、少しの紫外線でも遮断したいので最大限の保護が大事です。

答えはNO！

1%の違いでも、紫外線はわずかに透過します。その結果、長時間の使用や頻繁な外出が重なると、微細なダメージが蓄積され、肌に影響を与える可能性があります。

結婚式当日に向けて完璧な肌状態を維持するためには、わずかな紫外線も避けることが重要なので、遮光率100%の日傘を選びましょう。

曇りの日でも必ず差す

曇りの日でも紫外線は地表に届いています。

実際、曇りの日でも約80%の紫外線が降り注いでいるため、油断は禁物です。曇りの日でも必ず日傘を差すことで、紫外線による肌ダメージを防ぐことができます。

さらに日傘を習慣化することで、毎日の紫外線対策が徹底されるので、天気に関わらず、常に日傘を持ち歩き、使用することが大切です。

おすすめの日傘

私が実際に使っている、おすすめの日傘ブランドを3つご紹介します。

全て遮光率100%なので、デザインや大きさなどお好みのものを試してみてくださいね。

サンバリア100

日傘界の二大巨塔のひとつ。

サンバリア100の日傘は完全遮光。紫外線、赤外線、可視光線など、地上に届く全ての光を100％カットします。お値段が少し高いのがデメリットですが、質がとても高く、筆者が5年近く使っていても全く壊れる気配がないので、コスパは非常に高いです。

夏が近づくと人気のデザインは軒並み完売するので、春先の早い段階にゲットするのがおすすめ。

芦屋ロサブラン

日傘界もう一つの二大巨塔。“遮光率が一生落ちない日傘”として評価が高いブランドです。

サンバリアとの大きな違いは、ロサブランの傘は雨晴兼用なこと。日本の夏は、急なゲリラ豪雨や、1日の中で天気がガラッと変わることも多いので、雨晴兼用であることは大きな魅力です。

価格帯はサンバリア100と同等なので、晴雨兼用かそうでないか、またはデザインの好みが選ぶポイントです。

UVO

シリーズ累計販売数250,000本突破。レイングッズ国内売上トップを誇るブランド「Wpc.™」から販売されています。こちらもロサブラン同様、晴雨兼用として使える完全遮光の日傘として人気を集めています。

サンバリア、ロサブランと比較すると半額近く値段が安いので、初めて日傘を買う人がお試しで買ってみるのにもおすすめです。

飲む日焼け止めの摂取

結婚式前に肌のコンディションを保つためには、外からの対策だけでなく、内側からのケアも重要です。

数年前から日焼け止め対策の一つとして人気になっている「飲む日焼け止め」は、体内から紫外線対策をサポートする新しい方法として注目されています。

ここでは、飲む日焼け止めの効果とその摂取方法について説明します。

飲む日焼け止めの効果

飲む日焼け止めは、紫外線による肌ダメージを内側から軽減するサプリメントです。

主要な成分として、抗酸化作用のある天然成分やビタミン類が含まれており、これらが肌細胞を紫外線のダメージから守ります。

塗るタイプの日焼け止めが刺激を引き起こす場合でも、飲むタイプなら肌に直接触れないため、安心して使用できます。

また、長時間外出する際でも、塗り直しの手間がないので、持続的に紫外線から肌を守れます。

内側からのケアにより、外用の日焼け止めと併用することで、より強力な紫外線防御効果を期待できます。

おすすめの飲む日焼け止め

今では色々な会社から販売されている飲む日焼け止めですが、適切な商品を選ぶポイントをまとめました。

成分

主に「ニュートロックスサン」もしくは「ファーンブロック」の2種類が「飲む日焼け止め」に配合される成分とされています。いずれも、一年中強い紫外線が降り注ぐ地域で栽培されている自然植物から抽出された成分です。この成分が配合されているサプリを選ぶようにしましょう。

効果

製品の効果が科学的に証明されているか、臨床試験の結果を確認しましょう。

安全性

副作用が少ないか、アレルギーテストが行われているか確認しましょう。

信頼性

信頼できるメーカーから購入し、評判やレビューを参考にしましょう。製品の品質や効果についての評価が高いメーカーのものを選ぶと安心です。

継続性

毎日継続して摂取しやすい形状や味を選ぶことが大切です。また価格が高いと一回きりになってしまいがちなので、自分が続けやすい価格帯のものを選ぶことも重要です。

飲む日焼け止めやサプリメントはあくまで補助的な役割であり、外用の日焼け止めや日傘、衣類などの物理的な対策も欠かさず行うことが重要です！

おすすめの飲む日焼け止め

インナーパラソル16200

インナーパラソル16200は、強い抗酸化作用や抗ウイルス作用があるとされ注目を集めている成分「ニュートロックスサン」を2粒で250mg配合しているサプリです。

ニュートロックスサンは、地中海地方の柑橘類（シトラス）と古代から薬として用いられてきたローズマリーから得られる成分を組み合わせて開発されています。

インナーパラソル16200を、実際に12週間飲用する臨床試験を行ったところ、美容効果に改善が見られたという結果も出ています。

その他の口コミ

飲む日焼け止めは、少なくとも3ヶ月間摂取することによって効果を実感できると言われています。

サプリメントに即効性はありません。

少し手を出しづらいサプリメントでも、定期コースなら、

とお得に購入することができます。

ヘリオケア

ヨーロッパや韓国の皮膚科で広く使用され、50カ国以上で販売されている“飲む”日焼け止めです。

紫外線を浴びると発生するフリーラジカルという活性酸素を破壊してくれるファーンブロックを配合、紫外線由来のシミを抑制し、肌の免疫機能を整えてくれます。

多くの臨床試験で効果が実証されており、安全性と有効性が確認されています。

カプセルタイプで持ち運びが簡単、毎日の摂取もしやすいです。

日焼け・UV対策｜日焼け対策アイテムの着用

帽子をかぶる

帽子は、顔や首周りを紫外線から守るための基本アイテムです。

広いつばのある帽子を選ぶと、より広範囲をカバーできます。

また、UVカット機能が付いた帽子を選ぶとさらに効果的です。

帽子を被ることで、直接的な日差しを避けるだけでなく、髪の毛や頭皮も保護できます。

花嫁さんにとっては、美髪をキープすることも大切なので帽子は必須アイテムです。

UVカットの上着を着る

夏の日差しから肌を守るためには、UVカット機能が付いた上着を着ることも大切です。

どうしても夏は半袖やノースリーブで過ごしたくなりますが、結婚式までの間は我慢しましょう。

薄手で通気性の良い素材を選ぶと、比較的暑さを感じることなく快適に過ごせます。

どうしても暑くて耐えられないという方には、冷感機能の備わったアームカバーもおすすめです。

結婚式前の準備や外出時には、UVカットの上着を忘れずに着用しましょう！

サングラスを着用する

目元の紫外線対策も忘れてはいけません。

実は、目は肌以上に紫外線に弱いパーツです。しかも「目の日焼け」は肌の日焼けにも繋がると言われています。

サングラスを着用することで、目元のデリケートな肌を紫外線から守れます。

特に、UVカット機能が付いたサングラスを選ぶことをおすすめします。

サングラスはファッションアイテムとしても楽しめるので、おしゃれを楽しみながら紫外線対策ができますよ。

プレ花期間に気をつけること

海やレジャー施設には行かない

プレ花期間中は、肌を紫外線や塩分、砂埃から守るために、海やレジャー施設に行くことは避けましょう。

これらの場所では、長時間強い日光に晒されるため、肌への負担が大きくなり、日焼けや肌荒れのリスクが高まります。

今年の夏は少しだけ我慢して、室内の穏やかな環境でリラックスした時間を過ごすことをおすすめします。

外出時の時間帯に注意する

紫外線の強い時間帯を避けるように心がけましょう。

特に午前中から午後の時間帯は、紫外線の量が多くなるため、できるだけ日陰や室内で過ごすようにしましょう。

とは言っても、社会人とあっては日中外に出ないことは難しいと思います。

最初に説明した日焼け対策をしっかりと行い、帽子や日傘を活用して肌を守ることが大切です。

室内でもカーテンを閉めて日差しを遮断する

多くの人が「室内にいれば紫外線の影響は受けない」と思いがちですが、実は紫外線は窓ガラスを通過します。

特にUVA（紫外線A波）は窓ガラスを通り抜けやすく、肌の奥深くまで到達してしまいます。

室内で過ごす時間が長い場合、窓から入る紫外線に長時間曝露されることになります。

たとえ微量でも、長時間にわたる紫外線曝露は肌にダメージを与える可能性は避けられません。

家で過ごす時でもカーテンを閉めて過ごすようにしましょう。

まとめ｜徹底的な日焼け対策で万全な結婚式を

今回は、結婚式を控える花嫁さんに実践してほしい日焼け・UV対策をご紹介しました。

日焼けを防ぐためには、どれか1つの対策では十分ではないことがわかっていただけたかと思います。

私自身、結婚式が決まってからこれらの日焼け対策を徹底することによって、綺麗な肌を保つことができたので、やっておいて良かったと実感しています。

全て行うのは大変ですが、一生に一度の晴れ舞台を後悔することなく迎えるためにも、ぜひ参考にしてもらえると嬉しいです。